空鼻症候群(ENS)とは

空鼻症候群(ENS: Empty Nose Syndrome)とは、鼻の手術、特に下鼻甲介(かびこうかい)の切除を大きく行ったあとに起こることがある、比較的まれな合併症です。
鼻の内部にある組織が過剰に減ってしまい、本来の鼻腔内での加温加湿機能、フィルター機能が損なわれることで発症すると考えられています。
実際には鼻腔が広がっているにもかかわらず、「鼻が詰まっているように感じる」という特有の違和感を覚えるのが特徴です。
主な症状の例
- 鼻の中が乾燥しやすい
- 空気の流れを感じにくい
- 呼吸がしにくい、息苦しさがある
- 鼻の奥が広すぎるような感覚がある
- 鼻の中に汚れや鼻垢がたまりやすい感覚がある
- 鼻や顔にヒリヒリした痛みや灼熱感が出ることがある
これらの症状はQOL(生活の質)にも大きくかかわるため、精神的な症状を来すことでも知られております。
治療法
空鼻症候群は、内服や保湿スプレーによる保存的治療を行うことで症状を和らげる治療が主流です。
また、場合によっては外科的治療で鼻の中の形を整える場合もあります。
さらに、近年では、海外でバイアグラ等の勃起不全(ED)治療薬が空鼻症候群の治療に用いられております。
日本では保険適応ではないため、自費診療となりますが、当院でも処方が可能です。(在庫状況により海外承認のジェネリック薬になる可能性がございます)
| 特徴 / 薬 | バイアグラ (シルデナフィル) |
レビトラ (バルデナフィル) |
シアリス (タダラフィル) |
|---|---|---|---|
| 承認年 | 1999年 | 2004年 | 2007年 |
| 効果発現 | 約30分〜1時間 | 約30分 | 約1時間 |
| 効果持続時間 | 4〜6時間 | 5〜8時間 | 最長36時間 |
| 特徴 | 世界初のED治療薬 信頼性が高い |
即効性あり 食事の影響が少ない |
週末薬と呼ばれる 長時間効果 |
| 用量例 | 25mg / 50mg | 10mg / 20mg | 10mg / 20mg |
| 料金目安 | ジェネリック 500円〜 先発 1,300〜1,600円 |
1,600円前後 ジェネリックあり |
1,600〜1,900円 ジェネリックあり |
症状に悩まれる方はご相談ください。
